昨日(2025年6月19日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が優勢。
夜に円高方向に戻る場面があったものの、おおむね円安の展開でした。
ユーロドルがレンジ相場だったのに対してドル円が円安で推移しており、この影響を受けた模様です。
なお、ユーロ圏で建設支出が発表され、前回値よりも強い結果でした。
また、日本では前週分対外対内証券売買契約等の状況が公表されました。
これらに対して、ユーロ円は大きな反応を示していません。
本日(2025年6月20日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月20日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、163円台半ばから167円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、166円台前半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、167円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、164円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年6月20日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そしてポンドドルです。
ユーロドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年6月20日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はポンド、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で推移し、夜以降はマイナス圏で取引されました。
ユーロはプラス幅を緩やかに広げる展開で、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年6月20日)の主な経済指標
08:30(日本)5月 全国消費者物価指数(CPI)
15:00(英国)5月 小売売上高
21:30(米国)フィラデルフィア連銀景況指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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