昨日(2025年6月26日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.416(-0.036)<-1.04%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日続落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、在庫増加幅は市場予想を上回りました。
これに対して、NATGASは下落で反応しています。
価格は売り一巡後に徐々に戻りましたが、25日終値に比べて下落して取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年6月27日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年6月27日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陰線を形成し、5営業日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足が平均足を下抜けしており、トレンド転換を示唆しています。
3.4ドル台で取引を開始して、一時3.2ドル台まで下落しましたが、3.4ドル台を回復して取引を終えました。
目先は、再度3.2ドル台まで下落が進むか、反発が進み3.5ドルを回復するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半からジリ安が進んだ後、後半に大きく下落しましたが、そのほとんどを戻して取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
6月11日安値付近まで下落した後、大きな反発を見せています。
目先は、11日安値割れに向けて再度下落が進むか、11日安値は割れずに反発が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基減少して438基でした。
稼働リグ数は8週連続で減少しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基減少して111基でした。
稼働リグ数は減少したものの、3週連続で110台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で96bcf(10億立方フィート)増加し、2898bcfでした。
在庫増加幅は市場予想より大きく、在庫量は直近5年間の同時期の平均値を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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