昨日(2025年7月1日)のドル円動向振り返り
ドル円はやや円高。
朝から円高の展開で、この傾向は夜まで継続しています。
その後に円安方向に戻ったものの、6月30日の終値に比べて円高で取引を終えました。
トランプ米大統領就任以降、ドルインデックスは低下トレンドが継続しています。
なお、米国でISM製造業景況指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
これに対して、ドル円は円安で反応しています。
また、トランプ米大統領が発言し、7月9日までに日本と合意できない可能性が示されています。
本日(2025年7月2日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月2日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、142円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、143円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、144円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、146円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年7月2日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年7月2日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円はプラス圏で取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ドルはゼロを挟んで上下動し、本日朝時点でマイナスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年7月2日)の主な経済指標
21:15(米国)ADP雇用者数(前月比)
23:15(ユーロ)ラガルドECB総裁、発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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