昨日(2025年7月2日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.395(+0.08)<+2.41%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日ぶりに上昇。
EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計発表を控え、在庫量増加幅は直近5年間の平均よりも小さいと見込まれています。
市場がこれに反応し、NATGAS価格は上昇したと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年7月3日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、続落後の反発を見せました。
平均足は陽連後の陰転2日目で、ローソク足は平均足の下にあり、トレンド転換を示唆しています。
6月20日高値を天井とする下落トレンドが継続中です。
目先は、7月1日安値を割れて下落トレンドが続くか、反発が続きトレンド転換となるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引後半から上昇し、始値を上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
抵抗帯となっていた6月26日の安値回復後に上昇が続く形となりました。
目先は、26日安値割れに向けて反落するか、7月1日安値を起点とする上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から6基減少して432基でした。
稼働リグ数は9週連続で減少しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基減少して109基でした。
稼働リグ数は3週連続で減少し、110基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で96bcf(10億立方フィート)増加し、2898bcfでした。
在庫増加幅は市場予想より大きく、在庫量は直近5年間の同時期の平均値を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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