先週金曜日(2025年7月4日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
日中のドル円は円高が進みました。
3日(木)に円安が大きく進んでおり、反動が見られたと報じられています。
夜以降は穏やかな展開です。
米国が独立記念日のため休場で、市場参加者が少なかったと指摘されています。
最終的に、3日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、トランプ米大統領が発言し、新しい関税率の書簡を各国に送付し、対象国は8月1日から関税を支払うことになる旨が報じられています。
本日(2025年7月7日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、144円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、143円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、145円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスラインよりも少し円安の水準で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、144円台前半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年7月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
豪ドル米ドルとも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年7月7日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨は豪ドルです。
円はプラス幅を広げる展開で、夜以降は安定的に推移しました。
ドルはマイナス圏で上下動し、夜以降はゼロ付近で取引されました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のドル円の注目材料
8日(火)8:50(日本)5月国際収支・貿易収支
8日(火)13:30(豪州)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
9日(水)11:00(ニュージーランド)ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
9日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
10日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
11日(金)15:00(英国)5月月次国内総生産(GDP)(前月比)
11日(金)21:30(カナダ)6月失業率
11日(金)21:30(カナダ)6月新規雇用者数
11日(金)27:00(米国)6月月次財政収支
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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