先週金曜日（2025年7月11日）の豪ドル円動向振り返り

豪ドル円は円安が継続。

朝に円高の場面があったものの、1日を通しておおむね円安の展開でした。
ドル円が円安で推移しており、この影響を受けた模様です。
6月中旬以降続いたレンジ相場を上抜けて以降、豪ドル買い円売りが続いています。

なお、日本と豪州で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。

本日（2025年7月14日）の豪ドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年7月14日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、96円台半ばの買い注文が特に厚いです。
現在値付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、94円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。

その一方、97円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。
また、98円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
この付近でレジスタンスライン等を確認できないものの、何らかの理由で売り注文が優勢な模様です。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年7月14日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのはドル円とユーロ円です。
ポンド円とも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年7月14日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、本日朝にゼロ方向にやや戻っています。
豪ドルはプラス圏で安定的に推移し、本日朝時点ではゼロ付近に位置しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週の豪ドル円の注目材料

14日（月）8:50（日本）5月機械受注（前年同月比）
14日（月）8:50（日本）5月機械受注（前月比）
15日（火）11:00（中国）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前年同期比）
15日（火）11:00（中国）4-6月期四半期国内総生産（ＧＤＰ）（前期比）
15日（火）21:30（米国）6月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前年同月比）
15日（火）21:30（米国）6月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前月比）
15日（火）21:30（米国）6月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
15日（火）21:30（米国）6月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前月比）
17日（木）8:50（日本）6月貿易統計（通関ベース、季調前）
17日（木）8:50（日本）6月貿易統計（通関ベース、季調済）
17日（木）10:30（豪州）6月失業率
17日（木）10:30（豪州）6月新規雇用者数
17日（木）18:00（ユーロ）6月消費者物価指数（ＨＩＣＰ、改定値）（前年同月比）
17日（木）18:00（ユーロ）6月消費者物価指数（ＨＩＣＰコア指数、改定値）（前年同月比）
17日（木）21:30（米国）6月小売売上高（前月比）
17日（木）21:30（米国）6月小売売上高（除自動車）（前月比）
18日（金）8:30（日本）6月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品・エネルギー除く)（前年同月比）
18日（金）8:30（日本）6月全国消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く)（前年同月比）
18日（金）8:30（日本）6月全国消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）

本日発表予定の経済指標はこちら

またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート

---

本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

---