昨日(2025年7月14日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:67.145(-1.994)<-2.88%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは夜以降に下落。
トランプ米大統領がロシア・ウクライナ紛争に関して発言し、50日以内の停戦合意がなければロシアに最大100%の関税を賦課する意向を示しました。
世界経済の成長と原油需要にとってマイナスだと報じられており、USOIL価格は下落しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年7月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成し、7月9日から陽線と陰線が交互に現れる状態です。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
上ヒゲ部分で7月高値を更新した後、11日の上昇幅をほとんど戻す下落が進みました。
目先は、反発して7月高値更新を続けるか、下落が続き7月安値へ向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半は上昇したものの、半ば以降は大きく下落して始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
70ドル目前まで上昇した後、67ドル台前半まで下落が進みました。
目先は、反発して節目価格70ドル到達を目指すか、67ドルも割れて下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年7月3日時点の米国の原油リグ稼働数は425基でした。
2025年5月以降から減少が続き、420基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年7月4日時点の原油在庫は前週比で707万バレルほど増加し、およそ4億2602万バレルです。
直近は2週連続で増加しており、ここから増加が続くかに注目です。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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