昨日(2025年7月17日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:67.539(+0.916)<+1.37%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに上昇。
イラクでドローンによる攻撃が行われ、原油製造能力の一部が失われた旨が報じられています。
原油供給に懸念が生じたと伝えられており、USOIL価格は上昇しました。
また、米国で小売売上高や前週分新規失業保険申請件数等が発表され、市場予想より強い結果でした。
米国経済の強さが意識され、これもUSOIL価格の上昇につながった模様です。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年7月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、3日続落後の上昇となりました。
平均足は陰連後の陽転1日目で、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
前日16日安値が底となり、7月のレンジ内で反発する形となりました。
目先は、上昇が続きレンジ上限を目指すか、反落してレンジの下方ブレイクが進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引時間半ばから上昇が進み、上昇後の水準を維持して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
7月14日高値と16日安値の3割戻しを達成し、さらに上昇しています。
目先は、半値戻しに向けて上昇が続くか、反落し16日安値に向け下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年7月11日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から1基減少し、424基でした。
2025年5月以降は減少基調が続き、直近は420基台で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年7月11日時点の原油在庫は前週比で385.9万バレルほど減少し、およそ4億2216万バレルです。
2週連続で増加していましたが、直近は減少しました。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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