昨日(2025年7月21日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.29(-0.234)<-6.64%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは売られて下落。
今後1~2週間の米国本土の気温に関して、従来の予報に比べて暑さがやや和らぐ見通しです。
NATGASは下窓を開けて取引が始まり、その後も下落の展開です。
この傾向は本日の朝まで継続し、18日(金)終値に比べて価格を下げて取引を終えました。
なお、19日(土)にCFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、7万4,000の売り越しでした。
売り越し幅は減少傾向にあります。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年7月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、下窓を開けて下落しました。
平均足は陰連後の陽転2日目で、ローソク足と平均足が重なっており、明確な方向性は出ていません。
前営業日18日までの高値3.5ドル台が抵抗帯となった後、21日は3.2ドル台まで下落しています。
目先は、このまま節目価格3.0ドルまで下落が進むか、反発し窓埋めへ向かうかに注目です。
<1時間足チャート分析>
下窓を開けて寄り付いた後、若干上昇したものの窓は埋まらず下落が進みました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
一時的に上昇したものの、3.4ドルが抵抗帯として意識され下落しました。
目先は、3.4ドルからの下落が続くか、反発して3.4ドルを回復するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基減少して422基でした。
稼働リグ数は12週連続で減少し、この期間の減少数の合計は61基です。
一方、天然ガスのリグ数は前週から9基増加して117基でした。
稼働リグ数は2023年7月以来の大幅増を記録しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で46bcf(10億立方フィート)増加し、3052bcfでした。
在庫は増加トレンドを維持し、直近5年間の平均値を上回って推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。