昨日(2025年7月23日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円はわずかに円安。
日米関税交渉の合意を受けてドル円が大きく上下動しており、ユーロ円も不安定な動きでした。
昼には、石破首相が退陣するとの一部報道を受けて、円売りの場面がありました。
石破首相は退陣を否定しており、一転して円高に戻る展開です。
夜以降は再び円安が進み、最終的にわずかに円安で1日の取引を終えました。
なお、ラトニック米商務長官が発言し、日米関税合意は欧州連合(EU)と米国との合意のモデルになる旨が報じられています。
また、ベッセント米財務長官が発言し、EUとの協議はこれまでよりも順調に進んでいるとの趣旨が示されました。
本日(2025年7月24日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月24日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、170円台半ばから174円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、171円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、170円台前半から174円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の状況がわかります。
その中でも、173円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年7月24日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはドル円とポンド円です。
相関関係だったのはユーロドル、弱い相関関係だったのは豪ドル円です。
その一方、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年7月24日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。
ユーロはマイナス幅を広げ、夜以降にゼロ方向に戻る展開です。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年7月24日)の主な経済指標
21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁、会見
22:45(米国)製造業PMI(7月)
22:45(米国)サービス業PMI(7月)
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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