昨日(2025年7月29日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高で続落。
午前中は横ばいで推移し、昼頃から円高の展開でした。
ユーロドルが下落しており、これを反映したものと考えられます。
なお、マクルーフ・アイルランド中銀総裁が発言し、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和サイクルは様子見の段階に入ったとの認識が示されています。
また、日本で主要な経済指標は発表されず、日欧関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年7月30日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年7月30日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、168円台後半から176円付近にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、170円台半ばの買い注文が特に厚いです。
この付近でサポートライン等を確認できないものの、何らかの理由で買い注文が優勢な模様です。
その一方、168円台後半から176円付近にかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、173円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年7月30日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは豪ドル円とユーロドルです。
相関関係だったのは、ポンド円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年7月30日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はユーロです。
円はおおむねプラス圏で推移し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロは午前中にプラス圏で取引され、午後以降はマイナス圏で上下動しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年7月30日)の主な経済指標
(日本)日銀・金融政策決定会合(1日目)
21:30(米国)4-6月期四半期実質GDP(速報値)
27:00(米国)米FOMC、終了後政策金利発表
27:30(米国)パウエルFRB議長・定例会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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