US100(米国100株価指数)見通しとニュース ：主要ハイテク株で明暗。マイクロソフトは時価総額4兆ドル突破(2025年8月1日)

昨日（2025年7月31日）のUS100動向振り返り

• 終値：23218.3（-328.3）＜-1.39%＞

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

7月31日のUS100は、-1.39％の下落。
パウエルFRB議長による9月利下げへの慎重姿勢や、6月の個人消費支出（PCEデフレーター）の加速が要因と考えられます。

US100の参照先であるナスダック100の構成銘柄では、主要ハイテク株で明暗が分かれ、メタ・プラットフォームズ（META）は前日比11.3%と大幅上昇、エヌビディア（NVDA）は-0.78%の小幅下落となりました。

一方で注目すべきは、マイクロソフト（MSFT）が3.9％上昇で時価総額4兆ドルを突破し、史上2社目の企業となったことです。
同社の好決算を受けた株価上昇により、この歴史的節目に到達しました。

なお、7月の月足ベースでは、米国の主要3指数は全て陽線となりました。
パウエルFRB議長の慎重発言による短期的な調整局面はあったものの、月間では堅調な推移を維持したことが確認されています。

【US100(米国100株価指数)】本日（2025年8月1日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2025年8月1日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成し、上昇した前日30日の値幅を超える下落を見せました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落しましたが上ヒゲ部分で高値を更新しており、上昇圧力も強い状態です。
目先は、反発して高値更新を続けるか、下落が進み31日高値が当面の高値となるかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

取引開始から上昇が進んだ後、半ば以降は大きく下落して、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
前日30日後半から上昇が進んだ後、31日高値を天井に往って来いとなり、上昇幅以上の下落が進みました。
31日高値からの下落がどの水準まで進むかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

（画像は2025年8月1日7時のもの）

米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
昨日のUS100は序盤から堅調に推移し、午後には主要3指数の中で最も大きな上昇率を記録しましたが、取引終盤にかけて反落し、下落基調が強まりました。
最終的には3指数の中で最大の下落率となっています。

株価指数変化率チャートはこちら

本日（2025年8月1日）の主な米国経済指標

1日（金）21:30（米国）7月失業率
1日（金）21:30（米国）7月平均時給（前年同月比）
1日（金）21:30（米国）7月平均時給（前月比）
1日（金）21:30（米国）7月非農業部門雇用者数変化（前月比）
1日（金）22:45（米国）7月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
1日（金）23:00（米国）7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
1日（金）23:00（米国）7月ＩＳＭ製造業景況指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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