昨日（2025年8月7日）のナスダック100の振り返り

	ナスダック100	US100(※)
終値	23,389.53	23,426.3
前日比	+74.49(+0.32%)	+108.1(+0.46%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年8月7日（木）のナスダック100は、前日比74.49ポイント高（+0.32%）の23,389.53ポイントで取引を終えました。
前日のアップルの1000億ドル米国内生産投資発表が大きく寄与し、ハイテク株全体に買いが波及したと考えられます。

クックFRB理事が7月雇用統計を「懸念すべき内容」と評価し、米経済の転換点を示唆したことで早期利下げ観測が強まりました。
また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が「年内2回の利下げが合理的」との旨を発言したことも、市場の利下げ期待を後押しし、ハイテク株には追い風となりました。

FRB関連では、ウォラー理事が次期議長の最有力候補として浮上。
同氏は7月FOMCで利下げを主張し据え置きに反対票を投じており、雇用減速懸念からハト派姿勢を示していることが注目されています。

個別銘柄を見ると、エヌビディア（NVDA）、アップル（AAPL）、ブロードコム（AVGO）、ネットフリックス（NFLX）などが上昇し、メタ・プラットフォームズ（META）、インテル（INTC）、ショッピファイ（SHOP）などは下落しています。

全体としては、テック銘柄が買われ、セキュリティ銘柄や消費者サービス銘柄の売りが目立ちました。

本日（2025年8月8日）US100のチャートテクニカル分析

（チャートは2025年8月8日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、2日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇により年初来高値である7月31日高値に迫る形となりました。
目先は、上昇が続き31日高値を超えるか、31日高値は超えられず反落するかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

取引前半からジリ高が進み、後半に下落したものの、始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れて、平均足とローソク足が重なっており、明確な方向性は出ていません。
7月31日高値と8月1日安値の8割戻し後に反落する形となりました。
目先は、8割戻し後の下落が続くか、反発して31日高値に向け上昇するかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

（画像は2025年8月8日7時のもの）

米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US100は夜にかけて堅調に上昇し、一時は1.0％を超えました。
しかしそこから下落に転じ、マイナス圏まで下げる場面もありました。
その後は持ち直してプラス圏を回復し、3指数の中で最も高い上昇率を示しています。

US100	NASDAQ100指数を参照したCFD
US30	NYダウ指数を参照したCFD
US500	S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日（2025年8月8日）の主な米国経済指標

特になし

本日発表予定の経済指標はこちら

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