昨日(2025年8月12日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:63.36(-0.958)<-1.49%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは夜以降に下落。
EIA(米エネルギー情報局)が短期エネルギー見通しを公開し、世界全体における今年と来年の原油生産見通しを増加修正しました。
原油の供給過剰が意識された模様で、USOIL価格は下落しています。
また、OPEC月報が公開され、サウジアラビアが7月に原油を増産した旨が示されました。
これも、価格下落要因だったと考えられます。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年8月13日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月13日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成して下落したものの、8日の値幅内での値動きが2営業日続きました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
63〜64ドル台で値動きが停滞中です。
8日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進み、当日安値付近で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
8日以降63ドル台前半が抵抗帯として機能している状態です。
目先は、抵抗帯からの反発を見せるか、抵抗帯を割れて下落が加速するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年8月8日時点の米国の原油リグ稼働数は411基でした。
前週から1基増加していますが、大局的には減少基調です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年8月1日時点の原油在庫は前週比で302.9万バレルほど減少し、およそ4億2366万バレルです。
2025年5月後半から下落基調が続いています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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