NYダウの振り返りと見通し:NYダウは続伸。利下げ観測と財務長官発言が支援(2025年8月14日)

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昨日(2025年8月13日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 44,922.27 44,938.0
前日比 +463.66(+1.04%) +460.1(+1.03%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年8月13日(水)のNYダウは、前日比463.66ドル高(+1.04%)の44,922.27ドルで取引を終えました。
利下げ期待を背景に買いが優勢となり、ナスダック100やS&P500は史上最高値を更新するなど、リスク選好の流れが意識されました。

市場では9月FOMCでの利下げ再開観測が一段と強まり、株式相場の下支えとなっています。
また、ベッセント米財務長官が「9月の0.50%利下げの可能性は高い」との旨を発言し、早期緩和観測を補強しました。

IT・ハイテク株の上げは一服しましたが、総じてダウの上昇基調は維持されました。

個別銘柄は全体的に上昇し、特に医療、消費、金融で好調な動きが目立ちました。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、ビザ(V)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、ホーム・デポ(HD)などが上昇しています。

全体としては、30銘柄中24銘柄が上昇しており、好調でした。

本日(2025年8月14日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年8月14日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月14日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を形成し、2日続伸となりました。
平均足は陰連しているもののローソク足は平均足を上回っており、トレンド転換を示唆しています。
上昇しましたが、45,000ドル目前で取引を終えました。
目先は、45,000ドルを超えて高値更新を目指すか、45,000ドルには届かず反落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばから上昇が進み、上昇後の水準を維持して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
7日高値を超えるとともに上昇が加速する形となりました。
目先は、12日からの上昇が続くか、いったん反落が生じるかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年8月14日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は、序盤に0%付近で推移した後、16時頃から緩やかな上昇傾向となり、22時頃には一段と強い上昇を見せました。
日付が変わる頃に一度大きく下落する場面もありましたが、その後は再び持ち直し、終盤にかけて堅調に推移しました。
最終的に主要3指数の中で最も大きな上昇率を記録しています。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年8月14日)の主な米国経済指標

14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
14日(木)21:30(米国)7月卸売物価指数(PPI)(前月比)
14日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
14日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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