昨日（2025年8月14日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円高。
朝から円高が優勢で、この動きは夕刻まで続きました。
円が他の主要通貨に対して強く、ユーロに対しても同様です。
夜に入ると一転して円安に戻る展開だったものの、13日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、ユーロ圏で四半期域内総生産（GDP）が発表され、市場予想と一致しました。
また、鉱工業生産が発表され、市場予想比で弱い結果でした。
これらに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
本日（2025年8月15日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月15日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、168円台後半から174円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、170円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、173円台前半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、169円台にも、特に厚い売り注文があります。
サポートラインの下で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年8月15日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルです。
弱い逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年8月15日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロはマイナス圏で安定的に推移し、本日朝時点でややマイナスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年8月15日）の主な経済指標
21:30（米）7月小売売上高
22:15（米）7月鉱工業生産指数
23:00（米）ミシガン大学消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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