昨日(2025年8月14日)のナスダック100の振り返り
ナスダック100 | US100(※) | |
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終値 | 23,832.44 | 23,808.3 |
前日比 | -16.60(-0.07%) | -37.5(-0.16%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月14日(木)のナスダック100は、前日比16.60ポイント安(-0.07%)の23,832.44ポイントで取引を終えました。
7月PPIの上振れを受けて序盤は売りが先行し、米金利上昇とドル高が重石となりました。
PPIは前月比+0.9%・前年比+3.3%と予想から大幅に上振れし、9月FOMCでの0.50%利下げ観測が後退、金利敏感のハイテク株に逆風が及びました。
一方で、市場全体は下げ渋り、失速しつつも過度なリスク回避には至りませんでした。
デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の「9月0.50%利下げは不要」、ベッセント米財務長官の「利下げは0.25%で開始し、後に加速」といった旨の発言があり、過度な緩和期待は修正されました。
個別銘柄はセクターや企業ごとに動きが分かれる展開で、中でもテック銘柄は下落した銘柄があったものの、強さが継続しています。
エヌビディア(NVDA)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOG)、インテル(INTC)、メタ・プラットフォームズ(META)などが上昇し、アップル(AAPL)、シスコ・システムズ(CSCO)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などは下落しています。
特に、インテル(INTC)は前日比で+7.38%と、特筆すべき上昇を見せています。
全体としては、企業業績や将来予想に応じて選別色の強い相場でした。
本日(2025年8月15日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線となり、小幅ながら2日続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
前日13日に史上最高値を更新した後、14日は若干下落した水準で値動きが停滞しました。
目先は、上昇を再開して高値更新が続くか、13日高値が天井となり下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
23,000ポイント台後半を中心に小幅に上下して、最終的に始値を若干下回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
引いた目で見ると、8月1日安値から切り上げを伴う上昇が続いています。
切り上げを伴う上昇がどの水準まで進むかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年8月15日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤、小幅に上下を繰り返しながら推移し、21時半頃に急落しました。
その後は一時戻す動きも見られましたが、上値は重く軟調に推移しました。
最終的にマイナス圏で取引を終えています。
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年8月15日)の主な米国経済指標
15日(金)21:30(米国)8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日(金)21:30(米国)7月小売売上高(前月比)
15日(金)21:30(米国)7月小売売上高(除自動車)(前月比)
15日(金)22:15(米国)7月鉱工業生産(前月比)
15日(金)23:00(米国)8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
15日(金)29:00(米国)6月対米証券投資
15日(金)29:00(米国)6月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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