昨日（2025年8月14日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6468.54 | 6470.4 |
| 前日比 | +1.96(+0.03%) | +3.8(+0.06%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月14日（木）のS&P500は、前日比1.96ポイント高（+0.03%）の6468.54ポイントで取引を終えました。
小幅高で3日連続の最高値を更新しましたが、上昇幅はごく限定的でした。
この日注目された7月PPIは、予想を大きく上回りインフレ再燃の懸念が意識され、上値が押さえられました。
9月の0.25％利下げ完全織り込みが後退し、0.50％利下げ観測にはFRB要人も否定的となり、過度な緩和期待が修正されました。
取引終盤は米株がまちまちの推移で、米債利回りの上昇を意識しつつもリスク回避は限定的となりました。
セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
騰落率ごとに見ると、金融が+0.55%と上昇率トップで、ヘルスケアが+0.50%、一般消費財が+0.45%と続きました。
個別銘柄ではビザ（V）、ウェルズ・ファーゴ（WFC）、イーライ・リリー（LLY）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、アマゾン（AMZN）などが上昇しています。
本日（2025年8月15日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月15日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成して、3日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇したものの、史上最高値を更新した13日高値には届きませんでした。
目先は、上昇が進み高値更新が続くか、反落し13日高値が天井となるかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
6400ポイント台半ばを上下した後、始値を若干上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れ、ローソク足と平均足が重なっており、明確な方向性は出ていません。
前日13日高値付近で値動きが停滞しています。
目先は、上昇を再開して13日高値を超えるか、14日安値を割れて下落が進むかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年8月15日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は、日中は方向感に欠ける動きが続きましたが、21時半頃に急落しました。
その後は切り返したものの、深夜から早朝にかけて方向感に欠ける値動きとなりました。
最終的にはわずかにプラスで取引を終えています。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年8月15日）の主な米国経済指標
15日（金）21:30（米国）8月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日（金）21:30（米国）7月小売売上高（前月比）
15日（金）21:30（米国）7月小売売上高（除自動車）（前月比）
15日（金）22:15（米国）7月鉱工業生産（前月比）
15日（金）23:00（米国）8月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
15日（金）29:00（米国）6月対米証券投資
15日（金）29:00（米国）6月対米証券投資（短期債除く）
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OANDA Lab編集部
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