昨日(2025年8月20日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.746(-0.001)<-0.04%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日続落。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温は平年より低い予報です。
また、天然ガスの生産量と在庫は高水準だと報じられています。
NATGASは売りがやや優勢で、わずかに下落して取引を終えました。
なお、NATGASは年初来安値付近で推移しており、さらに売り込む動きは限定的な模様です。
値動きは乏しく、終日方向感の定まらない動きでした。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年8月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある寄引同時線に近い形状となり、ほぼ横ばいの推移を見せました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
20日は前日19日の大幅安後の水準を維持する取引に留まりました。
目先は、下落を再開して直近安値を更新するか、反発して19日の下落幅を戻す動きを見せるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
2.7ドル台半ばを中心に小幅に上下し、始値とほぼ同じ水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
前日19日より2.71ドル台が抵抗帯として機能しつつあります。
目先は、抵抗帯および2.7ドルを割れて下落が加速するか、抵抗帯からの反発を見せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基増加して412基でした。
稼働リグ数は2週連続で増加したものの、増加幅は小幅に留まっています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して122基でした。
稼働リグ数は2週連続で減少したものの、120基台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で56bcf(10億立方フィート)増加し、3186bcfでした。
増加幅は市場予想よりやや大きく、在庫は増加傾向で推移しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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