昨日(2025年8月20日)のドル円動向振り返り
ドル円は円高が優勢。
上下動しつつ円高の展開で、夜に円高がさらに進みました。
夜の米10年債利回りは低下傾向であり、この影響を受けた模様です。
本日早朝に円安方向に戻ったものの、19日終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表され、過半数のメンバーがインフレリスクが雇用リスクを上回ると認識している旨が示されました。
発表後のドル円は円安が進んでいます。
また、トランプ米大統領が発言し、クック米連邦準備制度理事会 (FRB)理事は今すぐに辞任するべきだとの趣旨が報じられています。
本日(2025年8月21日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、146円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、146円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、148円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、148円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年8月21日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
相関関係だったのは、ユーロ円、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年8月21日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で取引され、この傾向は本日の朝まで継続しました。
ドルはプラス圏で安定的に推移し、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年8月21日)の主な経済指標
21-23日(米)ジャクソンホール会議
21:30(米)8月 フィラデルフィア連銀景況指数
22:45(米)8月 製造業PMI
22:45(米)8月 サービス業PMI
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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