昨日(2025年8月21日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
独仏ユーロ圏でPMI(製造業・サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、強弱まちまちの結果でした。
発表後のユーロ円は円安が進んでいます。
製造業PMIが市場予想より強かったことが円安の理由だと報じられています。
その後、円高の場面があったものの、ほどなく戻り、小動きで取引されました。
最終的に、20日終値に比べて円安で取引を終えています。
なお、欧州連合(EU)のセフコビッチ通商担当が発言し、米国との共同声明は第一歩であり、今後より多くの分野を包含する可能性がある旨が示されています。
本日(2025年8月22日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、169円台半ばから174円台前半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、170円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、173円台前半に、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、172円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年8月22日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年8月22日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨は円です。
円はゼロを中心に上下動し、夕刻以降にマイナス幅を拡大しました。
ユーロはゼロを挟んで取引され、日付が変わる前からマイナス圏で安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年8月22日)の主な経済指標
21-23日(米)ジャクソンホール会議
08:30(日)7月 全国消費者物価指数(CPI)
21:30(加)6月 小売売上高
23:00(米)パウエルFRB議長 発言
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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