昨日(2025年8月25日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円高。
取引開始時に円安が進んだ後、夜にかけてレンジ相場の展開でした。
ドル円とユーロドルの方向感がともに乏しく、これを反映した模様です。
その後、日付が変わってから円高の勢いが強まりました。
ユーロドルが大きく下落しており、この影響を受けたと考えられます。
最終的に、先週末終値に比べて円高で取引を終えました。
なお、IFO企業景況感指数が発表され、市場予想より強い結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、ラガルドECB総裁が発言し、ユーロ圏経済は底堅さを示しているとの認識が示されています。
本日(2025年8月26日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年8月26日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、170円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、172円台後半にも、厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、173円台前半の売り注文が特に厚いです。
この付近でレジスタンスライン等を確認できないものの、何らかの理由で売り注文が優勢な模様です。
また、171円台半ばにも、売り注文を確認できます。
サポートライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年8月26日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはユーロドルとポンドドルです。
相関関係だったのはポンド円、弱い相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはドル円と豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年8月26日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はドル、最も弱い通貨はユーロです。
円はマイナス圏で安定的に推移し、この傾向は本日の朝まで継続しました。
ユーロはマイナス圏で推移し、日付が変わる頃からマイナス幅を拡大しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年8月26日)の主な経済指標
10:30(豪)RBA金融政策会合議事要旨公表
21:30(米)7月 耐久財受注
23:00(米)8月 消費者信頼感指数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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