昨日(2025年9月1日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:65.117(+0.526)<+0.81%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは午後以降に上昇。
8月下旬以降はレンジ相場で推移しており、方向感の乏しい展開です。
昨営業日は上昇傾向で推移したものの、レンジの範囲内の動きに留まりました。
ドルインデックスが弱含みで推移しており、これがUSOIL価格の上昇要因だと指摘されています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年9月2日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成したものの、小幅な上昇に留まりました。
平均足は陰連後の陽転2日目で、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落した26日の値幅内に近い取引が4営業日続いています。
26日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半のジリ安の後、半ば以降は上昇し始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
25日高値と27日安値の7割戻しを達成し、値動きが停滞する形となりました。
目先は、25日高値を目指して上昇が続くか、7割戻しを契機に下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年8月29日時点の米国の原油リグ稼働数は前週から1基増加し、412基でした。
2025年8月以降は410基台前半での推移が続いています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年8月22日時点の原油在庫は前週比で239.2万バレルほど減少し、およそ4億1829万バレルです。
直近は2週連続で減少しているものの、大局的には2025年6月後半からわずかに右肩上がりに推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
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