昨日(2025年9月2日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:66.109(+0.992)<+1.52%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続伸。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に関して、ウクライナはロシアの原油関連施設への攻撃を継続しています。
また、イラン産原油に関連して、米国が企業グループに制裁を課した旨が伝えられました。
これらがUSOIL価格の上昇要因だったと報じられています。
その一方、ドルインデックスは上昇し、これは原油の下落要因とされます。
昨日は価格上昇要因が強く、USOILは1日終値に比べて上昇しました。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年9月3日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陽線を形成し、2日続伸となりました。
平均足は陰連後の陽転3日目で、ローソク足は平均足を上抜けしており、上昇トレンド開始を示唆しています。
直近高値を更新し、66ドル台半ばまで上昇が進みました。
目先は、67ドル到達に向け上昇が続くか、67ドルには届かず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の上昇の後、半ばに大きく下落しましたが、後半の上昇で始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
2日の上昇で25日高値を切り上げており、上昇トレンドが維持されています。
目先は、2日高値も更新して上昇トレンドが続くか、切り下げに向け下落が進むかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年8月29日時点の米国の原油リグ稼働数は412基でした。
前週から1基増加しており、2025年8月以降はほぼ横ばいで推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年8月22日時点の原油在庫は前週比で239.2万バレルほど減少し、およそ4億1829万バレルです。
直近は2週連続で減少しており、原油在庫の減少は原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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