昨日（2025年9月3日）のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 23,414.84 | 23,421.9 |
| 前日比 | +183.73(+0.79%) | +79.7(+0.34%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月3日（水）のナスダック100は、前日比183.73ポイント高（+0.79%）の23,414.84ポイントで取引を終えました。
独禁法判決で事業分割が退けられたアルファベット（GOOGL）が一時9%高、アップル（AAPL）も上昇し、指数ウェイトの大きいメガテックがナスダック100を押し上げました。
7月JOLTS求人件数が弱含みで9月利下げ観測が強まり、連邦準備制度理事会（FRB）のウォラー理事が利下げ開始支持を再表明したことなどが主な理由と考えられます。
CME FedWatchでは、9月利下げ確率が9割を上回り、市場の見方が大きく傾いています。
個別銘柄は、ハイテク株に反発の動きが見られました。
アルファベット（GOOGL）、アップル（AAPL）、ブロードコム（AVGO）、アマゾン・ドット・コム（AMZN）、ASMLホールディング（ASML）などが上昇しています。
反対に、エヌビディア（NVDA）、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）、シスコ・システムズ（CSCO）、インテル（INTC）などは軟調です。
全体としては、銘柄によって強弱がまちまちな展開でした。
本日（2025年9月4日）US100のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年9月4日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、21日から陰線と陽線が交互に現れる状態が続きました。
平均足は陽連後の陰転3日目で、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
上昇したものの、終日23,000ポイント台での取引に留まりました。
目先は、23,000ポイント台から上下どちらの方向へ進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばからジリ高が進み、後半に反落しましたが始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
引いた目で見ると、20日安値と2日安値でダブルボトムを形成して上昇が進んでいます。
目先は、ダブルボトム形成による上昇が続くか、20日安値割れに向けて下落が進むかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年9月4日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤こそ軟調でしたが、夕刻以降に持ち直して一時0.6%付近まで上昇しました。
その後は上下に大きく変動しながらも、最終的にプラス圏で取引を終えています。
主要3指数の中では最も大きな上昇率を記録しました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年9月4日）の主な米国経済指標
4日（木）21:15（米国）8月ＡＤＰ雇用統計（前月比）
4日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
4日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
4日（木）21:30（米国）7月貿易収支
4日（木）22:45（米国）8月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
4日（木）22:45（米国）8月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
4日（木）23:00（米国）8月ＩＳＭ非製造業景況指数（総合）
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OANDA Lab編集部
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