昨日(2025年9月3日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
---|---|---|
終値 | 6448.26 | 6453.2 |
前日比 | +32.72(+0.51%) | +14.4(+0.22%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月3日(水)のS&P500は、前日比32.72ポイント高(+0.51%)の6448.26ポイントで取引を終えました。
時間外から主力テックに買いが波及し、現物寄り付き後も上昇基調を維持しました。
7月JOLTS求人件数は予想を下回り労働市場の軟化を示唆し、これを受け9月利下げ観測が高まりました。
連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに言及し、アトランタ連銀のボスティック総裁も年内利下げの可能性を示唆しました。
セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
騰落率ごとに見ると、コミュニケーション・サービスが+3.76%、情報技術が+0.82%、一般消費財が+0.43%でした。
下落セクターのワースト3は、エネルギーが-2.30%、素材が-0.53%、資本財・サービスが-0.48%でした。
全体としてはリスクオンの動きが戻りつつあり、業種によって明暗が分かれました。
個別銘柄ではアップル(AAPL)、アルファベット(GOOGL)、メタ・プラットフォームズ(META)、ブロードコム(AVGO)、ネットフリックス(NFLX)、デル・テクノロジーズ(DELL)などが上昇。
エヌビディア(NVDA)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、エクソン・モービル(XOM)、シェブロン(CVX)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)などが下落しました。
本日(2025年9月4日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月4日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成しましたが、下落した前日2日の値幅内の取引に留まりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
小幅高で6300〜6400ポイント台の高値圏を維持しています。
目先は、上昇が続き高値更新を目指すか、6300ポイントを割れて一段安が進むかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇が進み、後半に反落しましたが始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
28日高値を天井とする、切り下げを伴う下落が維持されています。
目先は、反落して下落トレンドが続くか、上昇が進み28日高値を目指すかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月4日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は日中から軟調に推移し、夕刻以降にやや持ち直しました。
その後は方向感に乏しい展開ながらも、最終的にプラス圏で取引を終えています。
主要3指数の中ではUS100に次ぐ上昇率を記録しました。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年9月4日)の主な米国経済指標
4日(木)21:15(米国)8月ADP雇用統計(前月比)
4日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
4日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
4日(木)21:30(米国)7月貿易収支
4日(木)22:45(米国)8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
4日(木)22:45(米国)8月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
4日(木)23:00(米国)8月ISM非製造業景況指数(総合)
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。