昨日(2025年9月4日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
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終値 | 6502.08 | 6506.6 |
前日比 | +53.82(+0.83%) | +53.4(+0.83%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月4日(木)のS&P500は、前日比53.82ポイント高(+0.83%)の6502.08ポイントで取引を終えました。
8月ADP雇用統計が弱めの内容となり9月利下げ観測が強まったことを背景に、S&P500は続伸し史上最高値を更新しました。
短期金融市場では年内に複数回の利下げが実施されるとの見方が強まり、債券利回りは低下しています。
ウィリアムズNY連銀総裁が段階的利下げを予想と発言したことも、投資家心理のリスク選好を後押ししました。
セクター別に見ると、11セクター中10セクターが上昇し、下落したのは1セクターのみです。
騰落率ごとに見ると、一般消費財が+2.25%、コミュニケーション・サービスが+1.12%、資本財・サービスが+1.09%でした。
下落したセクターは公益事業で-0.16%でした。
全体としては、全面高に近い展開で推移しました。
個別銘柄ではメタ・プラットフォームズ(META)、ブロードコム(AVGO)、テスラ(TSLA)、マイクロン・テクノロジー(MU)、ウエスタン・デジタル(WDC)などが上昇。
セールスフォース(CRM)、テキサス・インスツルメンツ(TXN)、サウスウエスト・エアラインズ(LUV)、ウーバー・テクノロジーズ(UBER)などが下落しました。
本日(2025年9月5日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、2日続伸となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
上昇が進み、史上最高値の水準に到達しました。
目先は、上昇が続き史上最高値更新を果たすか、高値更新には至らず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばからジリ高が進み、後半には上昇が加速して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
8月28日高値と4日高値でダブルトップを形成する可能性があります。
目先は、ダブルトップを形成して反落するか、28日高値を超えて上昇が続くかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月5日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は方向感の乏しい展開が続きましたが、23時頃から上昇基調へ転じました。
取引終盤まで上昇の勢いを維持し、最終的に0.8%を超える上昇率で取引を終えています。
主要3指数の中では最も小幅な上昇率となりました。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年9月5日)の主な米国経済指標
5日(金)21:30(米国)8月失業率
5日(金)21:30(米国)8月平均時給(前年同月比)
5日(金)21:30(米国)8月平均時給(前月比)
5日(金)21:30(米国)8月非農業部門雇用者数変化(前月比)
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OANDA Lab編集部
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