昨日(2025年9月4日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:63.745(-0.466)<-0.73%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは続落。
昨日朝から売られる展開でした。
OPECプラスによる原油増産の検討が報じられており、引き続きUSOILの下落要因だったと伝えられています。
米国でADP雇用統計や前週分新規失業保険申請件数が発表され、市場予想よりも弱かったことも、売りにつながった可能性があります。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年9月5日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月5日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、2日続伸後の2日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
64ドルは割れましたが、63ドル台後半で取引を終えました。
目先は、63ドル割れに向け下落が続くか、反発して64ドル台を回復するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から下落が進んだ後、後半に若干の反発を見せて取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
9月2日高値を天井とする下落が進んでいます。
目先は、2日高値からの下落がさらに進むか、反発して2日高値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年8月29日時点の米国の原油リグ稼働数は412基でした。
前週から1基増加しており、直近は410基台前半で推移しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年8月22日時点の原油在庫は前週比で239.2万バレルほど減少し、およそ4億1829万バレルです。
2025年6月後半以降はやや右肩上がりに推移しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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