先週金曜日(2025年9月5日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
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終値 | 6481.50 | 6481.0 |
前日比 | -20.58(-0.32%) | -25.6(-0.39%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月5日(金)のS&P500は、前日比20.58ポイント安(-0.32%)の6481.50ポイントで取引を終えました。
8月雇用統計では非農業部門雇用者数が2.2万人と下振れ、失業率は4.3%へ上昇し、労働市場の減速が鮮明になりました。
弱い雇用統計を受けて一時は史上最高値圏まで買われましたが、景気減速懸念が勝り反落に転じました。
CME FedWatchツールによると、9月利下げ開始観測が優勢となり、年内3回の利下げを織り込む動きも強まっています。
セクター別に見ると、11セクター中5セクターが上昇し、6セクターが下落しました。
騰落率ごとに見ると、不動産が+0.98%、コミュニケーション・サービスが+0.55%、素材が+0.53%でした。
下落セクターのワースト3は、エネルギーが-2.06%、金融が-1.84%、資本財・サービスが-0.40%でした。
全体としては方向感に乏しく、選別色の強い相場展開でした。
個別銘柄ではメタ・プラットフォームズ(META)、オラクル(ORCL)、TモバイルUS(TMUS)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、アリスタ・ネットワークス(ANET)などが上昇。
シェブロン(CVX)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、マスターカード(MA)、エクソン・モービル(XOM)などが下落しました。
本日(2025年9月8日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月8日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、2日続伸後の反落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
下落したものの、上ヒゲ部分で史上最高値を更新しました。
目先は、反発して高値更新が続くか、高値更新後の下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始からジリ高が進んだ後、後半に大きく下落したものの若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
8月28日高値と9月5日高値でダブルトップ形成の可能性があります。
目先は、ダブルトップ形成による下落が進むか、反発して5日高値へ向かうかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月8日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は日中は底堅く推移し、21時以降に上昇幅をやや拡大しました。
しかしその後は急落に転じ、取引後半はマイナス圏での推移が続きました。
最終的に-0.39%の下落率で取引を終えています。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年9月8日)の主な米国経済指標
8日(月)28:00(米国)7月消費者信用残高(前月比)
Published by
OANDA Lab編集部
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