昨日(2025年9月8日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が進む。
日曜日に石破首相が退陣を表明し、次期総裁選に出馬しない意向を明らかにしました。
月曜日の豪ドル円は上窓を開けて取引が始まっています。
円安傾向は夜まで継続し、その後やや戻ったものの、先週末終値比で円安で取引を終えました。
なお、日本で四半期国内総生産(GDP)が発表され、市場予想を上回る結果でした。
この前後の時間帯の豪ドル円は円安で取引されています。
また、豪州で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年9月9日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、94円台前半から97円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、95円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
その一方、98円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
しかし、円高の範囲では、売り注文が乏しいです。
積極的に売りたいトレーダーの人数は、少ない可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年9月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
弱い相関関係だったのはポンド円とユーロドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年9月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はドルです。
円はマイナス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
豪ドルはプラス幅を広げる展開で、夜以降は安定的に推移しました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年9月9日)の主な経済指標
09:30(豪)9月 Westpac消費者信頼感指数
10:30(豪)NAB企業景況感
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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