昨日（2025年9月10日）のNYダウの振り返り
| NYダウ | US30(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 45,490.92 | 45,481.0 |
| 前日比 | -220.42(-0.48%) | -181.5(-0.40%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月10日（水）のNYダウは、前日比220.42ドル安（-0.48%）の45,490.92ドルで取引を終えました。
8月卸売物価指数（PPI）が市場予想を下回り、9月の利下げ観測を強めました。
ただし、主力銘柄の下落が重荷となり、半導体関連株の堅調さを打ち消しました。
NYダウは調整色を強める展開となった一方で、S&P500は史上最高値を更新しています。
個別銘柄を見ると、エヌビディア（NVDA）が前日比+3.85%と急騰。
一方、アマゾン・ドット・コム（AMZN）は−3.32%、アップル（AAPL）が−3.23%と大きく下落しました。
エヌビディア（NVDA）以外には、シスコ・システムズ（CSCO）、シェブロン（CVX）、JPモルガン・チェース（JPM）、ゴールドマン・サックス・グループ（GS）などが上昇しました。
一方でセールスフォース（CRM）、マクドナルド（MCD）、ウォルマート（WMT）、ビザ（V）などが下落しています。
全体としては、方向感に乏しい展開でした。
本日（2025年9月11日）US30のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年9月11日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、高値圏での小幅安となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
8月後半から45,700ドル台が抵抗帯として機能する状態が継続中です。
目先は、抵抗帯を突破して上昇が加速するか、抵抗帯を超えられず反落が進むかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
小動きが続いた後、取引後半に下落が進みました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
9月5日の値幅内に留まる取引が3営業日続いています。
5日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年9月11日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から横ばいの展開で、22時以降に下落基調が強まりました。
一時-0.6％近くまで下げ幅を広げ、終盤にかけてもマイナス圏での推移が続きました。
最終的に-0.4％と主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しています。
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年9月11日）の主な米国経済指標
11日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
11日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
11日（木）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前年同月比）
11日（木）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）（前月比）
11日（木）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前年同月比）
11日（木）21:30（米国）8月消費者物価指数（ＣＰＩ）（前月比）
11日（木）27:00（米国）8月月次財政収支
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OANDA Lab編集部
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