昨日(2025年9月15日)のNYダウの振り返り
NYダウ | US30(※) | |
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終値 | 45,883.45 | 45,852.5 |
前日比 | +49.23(+0.11%) | +24.8(+0.05%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月15日(月)のNYダウは、前日比49.23ドル高(+0.11%)の45,883.45ドルで取引を終えました。
NY連銀製造業景気指数が予想を下回りマイナス域に低下し、NYダウが一時下落する場面がありましたが、16日-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が下値を支えました。
一方、ナスダックやS&P500はテック主導の上昇で、史上最高値を更新しています。
注目されるFOMCに対して、トランプ大統領は「当初の想定よりも大幅な引き下げ」を要請しています。
他市場では米国債利回りが低下し、原油や金価格は上昇と、リスク資産先行の流れが確認されました。
個別銘柄を見ると、テック銘柄と金融銘柄を中心に堅調に推移した一方で、ヘルスケア銘柄への売りが強まりました。
マイクロソフト(MSFT)、アップル(AAPL)、シスコ・システムズ(CSCO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、JPモルガン・チェース(JPM)などが上昇しました。
下落したのは、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、アムジェン(AMGN)、メルク(MRK)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)です。
全体としては構成銘柄の約半分が上昇し、約半分が下落したものの、指数自体はプラスで推移しました。
本日(2025年9月16日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陽線を形成し、小幅高となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上昇したものの、46,000ドル目前で折り返す形となりました。
目先は、46,000ドル目前からの下落が続くか、反発し46,000ドル回復を目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
45,800ドル台を中心に小幅に上下する1日となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11日高値を天井とする下落が進んでいます。
目先は、11日高値からの下落が続くか、反発して11日高値へ向かうかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月16日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しく、終日を通しておおむね横ばいで推移しました。
一時マイナス圏に沈む場面もありましたが、最終的にわずかにプラスで取引を終えています。
主要3指数の中では最も小幅な上昇率となりました。
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年9月16日)の主な米国経済指標
16日(火)-(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
16日(火)21:30(米国)8月小売売上高(前月比)
16日(火)21:30(米国)8月小売売上高(除自動車)(前月比)
16日(火)22:15(米国)8月鉱工業生産(前月比)
16日(火)23:00(米国)9月NAHB住宅市場指数
Published by
OANDA Lab編集部
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