先週金曜日（2025年9月19日）のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円高が優勢。
金融政策決定会合後に日銀が政策金利を発表し、市場予想通り据え置きでした。
発表後のユーロ円は円高で推移しています。
円が他の主要通貨に対して強く、ユーロに対しても同様です。
その後、円安方向に戻る場面があったものの、円高傾向を維持して取引されました。
なお、日本で消費者物価指数（CPI）が発表され、コアCPIは市場予想と一致しました。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、センテノ・ポルトガル中銀総裁が発言し、インフレリスクは依然として下方向にあると見ている旨が報じられています。
本日（2025年9月22日）のユーロ円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年9月22日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、173円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
また、172円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、173円台半ばから175円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値付近や円安の範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、174円台後半の売り注文が特に厚いです。
この付近でレジスタンスライン等を確認できないものの、何らかの理由で売り注文が優勢です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
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ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年9月22日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ポンド円、豪ドル円そして豪ドル米ドルです。
相関関係だったのは、ドル円、ユーロドルそしてポンドドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年9月22日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はカナダドル、最も弱い通貨はポンドです。
円はプラス圏で上下動し、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ユーロはおおむねマイナス圏で推移し、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週のユーロ円の注目材料
22日（月）23:00（ユーロ）9月消費者信頼感（速報値）
23日（火）16:15（フランス）9月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（火）16:15（フランス）9月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（火）16:30（ドイツ）9月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（火）16:30（ドイツ）9月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（火）17:00（ユーロ）9月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（火）17:00（ユーロ）9月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
24日（水）17:00（ドイツ）9月ＩＦＯ企業景況感指数
24日（水）23:00（米国）8月新築住宅販売件数（前月比）
24日（水）23:00（米国）8月新築住宅販売件数（年率換算件数）
25日（木）8:50（日本）日銀・金融政策決定会合議事要旨
25日（木）16:30（スイス）スイス国立銀行政策金利
25日（木）21:30（米国）4-6月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、確定値）（前期比年率）
26日（金）8:30（日本）9月東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く）（前年同月比）
26日（金）21:30（カナダ）7月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前年同月比）
26日（金）21:30（カナダ）7月月次国内総生産（ＧＤＰ）（前月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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