先週金曜日(2025年9月19日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.878(-0.04)<-1.37%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは3営業日続落。
木曜日にEIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計が発表されており、これが金曜日の値動きにも影響したと報じられています。
同統計では在庫増加幅が市場予想よりも大きく、NATGAS価格は下落していました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ11万1,000の売り越しでした。
前回に比べて売り越し幅は拡大しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年9月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、3営業日続伸後の3営業日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
9月17日の高値3.1ドル台から、2.8ドル台まで下落しています。
目先は、3.1ドル台からの下落が続くか、反発して3.0ドルを回復するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半からジリ安が進み後半に反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、勢いは強くない模様です。
一時的に9月12日の安値を下回りましたが、最終的には12日安値を上回って取引を終えました。
9月12日安値の攻防の行方に注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基増加して418基でした。
稼働リグ数は4週連続で増加し、7月中旬以来の水準に到達しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週から変わらず118基でした。
2週連続で増減がなく、4週連続で110基台後半で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で90bcf(10億立方フィート)増加し、3433bcfでした。
増加幅は市場予想より大きく、在庫量は昨年の同時期と同水準に達しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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