昨日(2025年9月23日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は最終的に円安。
午後に円高がやや進む場面があったものの、1日を通してレンジ相場で取引されました。
ドル円とユーロドルが共に方向感の乏しい動きで、これらを反映したと考えられます。
なお、ユーロ圏でPMI(製造業・サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、強弱まちまちの結果でした。
これに対して、ユーロ円は特段の反応を示していません。
また、日本で主要な経済指標は発表されず、日欧関係に関する要人発言も伝わりませんでした。
本日(2025年9月24日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月24日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、171円台半ばから174円台後半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値付近や円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、173円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、175円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。
また、174円台半ばにも、厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年9月24日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と相関関係だったのはポンド円とユーロドルです。
弱い相関関係だったのはドル円とポンドドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年9月24日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はNZドルです。
円はゼロを挟んで上下動し、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
ユーロはゼロを中心に取引され、深夜以降はプラス圏で推移しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年9月24日)の主な経済指標
10:30(豪)8月 消費者物価指数(CPI)
17:00(独)Ifo景況感指数
23:00(米)8月 新築住宅販売件数
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。