昨日(2025年9月24日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.862(+0.01)<+0.35%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASはわずかに上昇。
EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計発表を控えて、値動きが乏しい展開でした。
米国本土の気温は平年より高く、NATGAS価格の上昇要因です。
その一方、生産や在庫は高水準を維持しており、こちらは価格下落要因です。
上昇要因と下落要因が拮抗し、相場は方向感を欠く状態となっています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年9月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、続伸となりました。
平均足は陽連後の陰転2日目で、ローソク足は平均足を下抜けしつつあり、下落トレンド開始を示唆しています。
上昇したものの2.8ドル台での取引に留まりました。
目先は、2.8ドル台を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
2.8ドル台半ばを小幅に上下する動きを見せて、最終的に始値を若干上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
23日安値が底値となり上昇が進みつつあります。
目先は、23日安値からの上昇が続くか、反落し23日安値へ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基増加して418基でした。
稼働リグ数は4週連続で増加し、7月中旬以来の水準に到達しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週から変わらず118基でした。
2週連続で増減がなく、4週連続で110基台後半で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で90bcf(10億立方フィート)増加し、3433bcfでした。
増加幅は市場予想より大きく、在庫量は昨年の同時期と同水準に達しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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