昨日(2025年9月24日)のナスダック100の振り返り
ナスダック100 | US100(※) | |
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終値 | 24,503.57 | 24,549.9 |
前日比 | -76.60(-0.31%) | -86.9(-0.35%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月24日(水)のナスダック100は、前日比76.60ポイント安(-0.31%)の24,503.57ポイントで取引を終えました。
前日にパウエルFRB議長が株価の割高感に言及したことが投資家心理を冷やし、主要指数は連日下落しました。
特にハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となりました。
8月新築住宅販売件数は予想を上回り、住宅市場の改善を示す好材料となりました。
ただし、インフレ懸念が高まり米国債利回りが上昇し、株式市場を圧迫しました。
個別銘柄は、銘柄によって明暗が分かれています。
テスラ(TSLA)、クアルコム(QCOM)、マーベル・テクノロジー(MRVL)、インテル(INTC)、アーム・ホールディングスADR(ARM)などが上昇。
エヌビディア(NVDA)、アップル(AAPL)、アルファベット(GOOGL)、ネットフリックス(NFLX)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)などが下落しました。
同じ半導体関連でも、インテル(INTC)は前日比+6.41%と大きく上昇しましたが、エヌビディア(NVDA)は-0.82%と軟調です。
全体としては、調整色・分散色が強い展開でした。
本日(2025年9月25日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲがある陰線を形成し、2日続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
25,000ポイント手前の水準からの下落が続く形となりました。
目先は、反発して25,000ポイントを目指すか、下落が続き24,000ポイントを割れるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半のジリ高の後、半ば以降は下落が進み始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
24,800ポイント台が抵抗帯となる形で下落が進み始めています。
目先は、抵抗帯からの下落が続くか、反発して再び抵抗帯へ向かうかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月25日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は日中はおおむねプラス圏で推移し、夕刻以降に上昇幅を広げる場面もありました。
しかし22時を境に急落し、一時は-0.7%を超える下落となりました。
最終的に主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しています。
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年9月25日)の主な米国経済指標
25日(木)21:30(米国)4-6月期四半期コアPCE・確定値(前期比年率)
25日(木)21:30(米国)4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
25日(木)21:30(米国)4-6月期四半期GDP個人消費・確定値(前期比年率)
25日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
25日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
25日(木)21:30(米国)8月耐久財受注(前月比)
25日(木)21:30(米国)8月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
25日(木)23:00(米国)8月中古住宅販売件数(前月比)
25日(木)23:00(米国)8月中古住宅販売件数(年率換算件数)
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OANDA Lab編集部
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