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NYダウの振り返りと見通し:堅調な経済指標が逆風となり3日続落(2025年9月26日)

ニュース

昨日(2025年9月25日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 45,947.32 46,025.5
前日比 -173.96(-0.38%) -195.3(-0.42%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年9月25日(木)のNYダウは、前日比173.96ドル安(-0.38%)の45,947.32ドルで取引を終えました。
歴史的高値圏から3日続落となりました。

4-6月期の実質国内総生産(GDP)確報値が上方修正され、新規失業保険申請件数も低水準に改善し米経済の堅調さが示されると、利下げを急ぐ必要はないとの見方が強まりました。
利下げ期待の後退を受け、市場では利益確定の売りが優勢となりました。

また、長期金利の上昇により株価の割高感が意識され、投資家のリスク回避姿勢が強まっています。

個別銘柄を見ると、ヘルスケアで下落する銘柄が目立ちました。

エヌビディア(NVDA)、IBM(IBM)、アップル(AAPL)、シェブロン(CVX)、シスコ・システムズ(CSCO)などが上昇。
マイクロソフト(MSFT)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、アムジェン(AMGN)、メルク(MRK)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)などが下落しました。
前日比で見ると、メルク(MRK)は-2.60%、アムジェン(AMGN)は-2.88%、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)は-1.78%と、大きく売られました。

全体としては、下落した銘柄が多い展開でした。

本日(2025年9月26日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年9月26日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月26日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲがある陰線を形成し、3日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
23日の史上最高値から下落が継続中です。
目先は、高値からの下落が続くか、反発し再び高値更新へ向かうかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばまで小動きの展開が続きましたが、後半から下落が進み始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
23日高値から一段安の水準で値動きが停滞する状態です。
高値から下落した水準での停滞がいつまで続くかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月26日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から軟調な展開となり、日中を通して0%付近での推移が続きました。
19時以降は下落基調が強まり、一時-0.75%超まで下落しています。
最終的に主要3指数の中で最も小幅な下落率となりました。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年9月26日)の主な米国経済指標

26日(金)21:30(米国)8月個人所得(前月比)
26日(金)21:30(米国)8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
26日(金)21:30(米国)8月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
26日(金)21:30(米国)8月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
26日(金)21:30(米国)8月個人消費支出(PCE)(前月比)
26日(金)23:00(米国)9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

本日発表予定の経済指標はこちら

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Published by
OANDA Lab編集部

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