昨日（2025年9月25日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6604.72 | 6619.0 |
| 前日比 | -33.25(-0.50%) | -33.0(-0.50%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月25日（木）のS&P500は、前日比33.25ポイント安（-0.50%）の6604.72ポイントで取引を終えました。
実質国内総生産（GDP）が上方修正されるなど米国経済の底堅さを示す経済指標が発表され、連邦準備制度理事会（FRB）が積極的な利下げを急ぐ必要が薄れたとの観測が広がりました。
米債券利回りは上昇し、株価の相対的な割高感から利益確定売りが優勢となりました。
特にAI関連銘柄に売りが集中した地合いでした。
セクター別に見ると、11セクター中2セクターが上昇し、9セクターが下落しました。
騰落率ごとに見ると、上昇したのはエネルギーが+0.87%、情報技術が+0.03%でした。
下落セクターのワースト3は、ヘルスケアが-1.67%、一般消費財が-1.47%、素材が-1.21%でした。
全体としては、幅広いセクターで売りが優勢でした。
個別銘柄では、インテル（INTC）、IBM（IBM）、エクソン・モービル（XOM）、バレロ・エナジー（VLO）、ネットフリックス（NFLX）などが上昇。
オラクル（ORCL）、コインベース・グローバル（COIN）、メタ・プラットフォームズ（META）、イーライ・リリー（LLY）、モデルナ（MRNA）などが下落しました。
本日（2025年9月26日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年9月26日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲの長い陰線を形成し、3日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
下落により一時6600ポイントを割れましたが、6600ポイントを回復して取引を終えました。
目先は、6600ポイント回復後の上昇が続くか、再度6600ポイント割れに向け下落するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半から下落が進んだ後、後半に反発しましたが始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
6700ポイント付近が天井となり、切り下げを伴う下落が進みつつあります。
目先は、切り下げを伴う下落が続くか、反発して6700ポイント付近へ向かうかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年9月26日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から軟調に推移し、日中は0％付近での小幅な動きが続きました。
18時以降は下げ幅を広げ、深夜には一時-1.0%超まで下落しています。
最終的に主要3指数の中で最も大きな下落率を記録しました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年9月26日）の主な米国経済指標
26日（金）21:30（米国）8月個人所得（前月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
26日（金）21:30（米国）8月個人消費支出（ＰＣＥ）（前月比）
26日（金）23:00（米国）9月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
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OANDA Lab編集部
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