先週金曜日(2025年9月26日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
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終値 | 6643.70 | 6654.2 |
前日比 | +38.98(+0.59%) | +35.2(+0.53%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月26日(金)のS&P500は、前日比38.98ポイント高(+0.59%)の6643.70ポイントで取引を終えました。
8月個人消費支出(PCEデフレーター)が市場予想と一致したことを受け、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ継続の期待が高まり、4営業日ぶりの上昇となりました。
ただし、週足ベースでは陰線となり、調整局面が意識されています。
一方、米議会ではつなぎ予算協議が難航し政府閉鎖のリスクが高まり、政治的駆け引きが続くなかで市場は不透明感を強めています。
セクター別に見ると、11セクター中10セクターが上昇し、下落したのは1セクターのみです。
騰落率ごとに見ると、公益事業が+1.59%、一般消費財が+1.45%、素材が+1.05%でした。
下落したのは生活必需品で、-0.11%と微減でした。
全体としては、ほぼ全面高の展開でした。
個別銘柄では、エレクトロニック・アーツ(EA)、インテル(INTC)、テスラ(TSLA)、ダウ(DOW)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)などが上昇。
オラクル(ORCL)、コストコ・ホールセール(COST)、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)、シェブロン(CVX)、メタ・プラットフォームズ(META)などが下落しました。
本日(2025年9月29日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月29日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陽線を形成し、3日続落後の反発を見せました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
6600ポイント付近が支持帯となり反発が進む形となりました。
目先は、支持帯からの反発が続くか、支持帯割れに向けて反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
小幅な値動きの後、取引後半に上昇し当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
26日は6660ポイント付近が抵抗帯として意識された値動きを見せました。
目先は、抵抗帯の6660ポイントを超えて上昇が加速するか、6660ポイントを超えられず反落するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月29日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から小幅な値動きで推移し、23時頃に一時急落する場面がありました。
日付が変わってからは上昇基調を強め、最終的に+0.5%超まで上昇しています。
主要3指数の中ではUS30に次ぐ上昇率を示しました。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年9月29日)の主な米国経済指標
29日(月)23:00(米国)8月住宅販売保留指数(前年同月比)
29日(月)23:00(米国)8月住宅販売保留指数(前月比)
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OANDA Lab編集部
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