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ナスダック100の振り返りと見通し:堅調維持も政府閉鎖懸念で上値は重い(2025年10月1日)

ニュース

昨日(2025年9月30日)のナスダック100の振り返り

ナスダック100 US100(※)
終値 24,679.99 24,659.6
前日比 +68.64(+0.28%) +29.4(+0.12%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年9月30日(火)のナスダック100は、前日比68.64ポイント高(+0.28%)の24,679.99ポイントで取引を終えました。

米政府閉鎖リスクを受けて軟調に始まったものの、取引後半には買い戻しが優勢となりました。
月末かつ四半期の最終日という特殊要因もあり、市場の不透明感が意識されながらも、主要株価指数は底堅さを見せました。

また、9月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)が予想を下回り3か月ぶりの低水準に落ち込み、景気に対する懸念がくすぶっています。

個別銘柄は、半導体や電子テクノロジーを中心にプラスが目立ちました。
一方で、一部の大型株は売られています。

エヌビディア(NVDA)、マイクロソフト(MSFT)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、ASMLホールディング(ASML)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などが上昇。
アルファベット(GOOGL)、メタ・プラットフォームズ(META)、ネットフリックス(NFLX)、インテュイット(INTU)、ブッキング・ホールディングス(BKNG)などが下落しました。

全体としては、上昇優勢の一日でした。

本日(2025年10月1日)US100のチャートテクニカル分析

本日(2025年10月1日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月1日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、3日続落後の3日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
3日続伸ながら、24,700ポイント台が抵抗帯となりつつあります。
目先は、24,700ポイント台の抵抗帯を突破して高値へ向かうか、抵抗帯は超えられず反落するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

24,600ポイント台を中心に小幅に上下しましたが、始値を若干上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
9月22日高値から高値の切り下げが進みつつあります。
目先は、高値を切り下げ続け反落するか、29日高値を突破して切り下げが崩れるかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月1日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から小幅な値動きに留まり、0%を挟んで上下する展開が続きました。
終盤にやや持ち直して、最終的に+0.12%で取引を終えています。
主要3指数の中ではUS500に次ぐ上昇率を記録しました。

US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年10月1日)の主な米国経済指標

1日(水)21:15(米国)9月ADP雇用統計(前月比)
1日(水)22:45(米国)9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
1日(水)23:00(米国)9月ISM製造業景況指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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