先週金曜日（2025年10月3日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6715.79 | 6722.6 |
| 前日比 | +0.44(+0.01%) | -2.6(-0.04%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月3日（金）のS&P500は、前日比0.44ポイント高（+0.01%）の6715.79ポイントで取引を終えました。
市場は政府機関閉鎖の影響を限定的と受け止め、S&P500は最高値圏を維持しました。
雇用統計の公表延期などにもかかわらず、追加利下げ期待が根強く相場を支えています。
9月ISM非製造業景況指数は50.0に低下し、経済指標の軟調さが確認され、追加利下げ期待が強まっています。
セクター別に見ると、11セクター中7セクターが上昇し、4セクターが下落しました。
騰落率のトップ3は公益事業が+1.15%、ヘルスケアが+1.13%、金融が+0.74%でした。
下落セクターのワースト3は一般消費財が-0.81%、コミュニケーション・サービスが-0.64%、情報技術が-0.32%です。
全体としては、公益事業やヘルスケアのディフェンシブ関連に買いが入りました。
個別銘柄では、イーライ・リリー（LLY）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、アメリカン・インターナショナル・グループ（AIG）、モルガン・スタンレー（MS）、エクソン・モービル（XOM）などが上昇。
テスラ（TSLA）、パランティア・テクノロジーズ（PLTR）、オラクル（ORCL）、デル・テクノロジーズ（DELL）、フィリップ・モリス・インターナショナル（PM）などが下落しました。
本日（2025年10月6日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月6日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上ヒゲの長い寄引同時線となり、史上最高値を更新したものの方向感のない取引となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
3日は6700ポイント台で値動きが停滞しました。
6700ポイント台を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引開始からジリ高が進んだ後、後半に大きく下落して始値付近で取引を終えました。
直近の平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は絡み合っており、明確な方向性は出ていません。
引いた目で見ると、切り上げを伴う上昇トレンドは維持されています。
目先は、さらに下落が進み切り上げが崩れるか、反発して上昇トレンドが維持されるかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年10月6日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から小幅な値動きが続き、22時以降にやや上昇の勢いを強めました。
一時+0.5%付近まで上昇したものの、その水準を維持できず、最終的にマイナス圏で取引を終えています。
主要3指数の中ではUS100に次ぐ下落率を記録しました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年10月6日）の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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