昨日(2025年10月8日)のドル円動向振り返り
ドル円は円安が継続。
高市氏が自民党総裁に当選して以降、円安が継続しています。
新総裁は積極財政と金融緩和を志向しているとみられており、これを織り込んだ動きだと考えられます。
この結果、ドル円は5営業日続伸で取引を終えました。
なお、日本で貿易収支が発表され、市場予想の赤字に対して結果は黒字でした。
発表前後の時間帯のドル円は円安が続いています。
また、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開され、大半のメンバーはさらなる緩和が適切と認識している旨が示されました。
本日(2025年10月9日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月9日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、151円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、150円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近で発注されており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、152円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、147円台半ばにも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもサポートラインがあり、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年10月9日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
ユーロ円とも相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年10月9日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はおおむねマイナス圏で取引され、夜以降は安定的に推移しました。
ドルはプラス圏で上下動し、本日朝時点でプラスに位置しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年10月9日)の主な経済指標
20:30(EU)ECB理事会議事要旨
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
23:00(米)8月卸売売上高(前月比)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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