昨日(2025年10月14日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.91(-0.058)<-1.95%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは5営業日続落。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温は穏やかな予報です。
天然ガスの暖房需要の減少見通しが報じられており、NATGAS価格は下落しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月15日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、前日13日の反発に対し下落する形となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下抜けしており、トレンド転換を示唆しています。
一時的に2.8ドル台まで落ちましたが、2.9ドル台を回復して取引を終えました。
目先は、再度2.8ドル台に入り下落が進むか、節目価格3.0ドルを目指し上昇するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半からジリ安が進み、後半に若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足が重なっており、下落圧力は弱まっている可能性があります。
10月8日高値を天井とする下落が進んでいます。
目先は、8日高値からの下落が続くか、反発して8日高値へ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から4基減少して418基でした。
稼働リグ数は2週連続で減少し、420基を割り込みました。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基増加して120基でした。
稼働リグ数は2週連続の増加で、連続の増加は7月末から8月初めにかけて以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3641bcfでした。
在庫増加幅は市場予想よりも大きく、在庫水準は直近5年間の平均を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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