昨日(2025年10月14日)のNYダウの振り返り
NYダウ | US30(※) | |
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終値 | 46,270.46 | 46,299.5 |
前日比 | +202.88(+0.44%) | +192.5(+0.42%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月14日(火)のNYダウは、前日比202.88ドル高(+0.44%)の46,270.46ドルで取引を終えました。
米中貿易摩擦の再燃懸念が売りを誘いましたが、終盤にかけて切り返しました。
ハイテク株が軟調に推移した一方で、銀行株は決算好感で上昇するなどセクター間で明暗が分かれています。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は講演で「労働市場の認識は引き続き下降傾向」との旨を発言し、これが年内追加利下げの示唆として受け止められ、株価を下支えしました。
個別銘柄を見ると、一部のテック系が下落したものの、小売・製造を中心に堅調な動きを見せました。
ウォルマート(WMT)、ホーム・デポ(HD)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、スリーエム(MMM)、キャタピラー(CAT)などが上昇。
エヌビディア(NVDA)、セールスフォース(CRM)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、ボーイング(BA)などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の多くが買われる展開でした。
本日(2025年10月15日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下に長いヒゲがある実体の短い陽線を形成して、2日続伸となりました。
平均足は陽連後の陰線3日目で、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
前日13日同様に一時的に45,000ドル台まで下落したものの、反発して46,000ドル台を回復しました。
目先は、46,000ドル台の中で上昇が続くか、反落して46,000ドルを割れるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の下落の後、半ば以降は上昇して始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
10日安値と14日安値でダブルボトムを形成して上昇が進んでいます。
目先は、ダブルボトム形成による上昇が続くか、反落し10日安値を目指すかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月15日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は午前中は堅調でしたが、夜にかけて下落基調を強め、一時-1.2%超まで下落しました。
その後は持ち直してプラス圏を回復し、最終的に+0.42%で取引を終えています。
主要3指数の中では最も大きな上昇率となりました。
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年10月15日)の主な米国経済指標
15日(水)21:30(米国)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日(水)27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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OANDA Lab編集部
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