昨日(2025年10月15日)のNYダウの振り返り
NYダウ | US30(※) | |
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終値 | 46,253.31 | 46,311.5 |
前日比 | -17.15(-0.04%) | +12.0(+0.03%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月15日(水)のNYダウは、前日比17.15ドル安(-0.04%)の46,253.31ドルで取引を終えました。
序盤は金融関連の好決算が買い材料となり市場をけん引したものの、米中貿易摩擦への懸念が上値を抑えました。
連邦準備理事会(FRB)のミラン理事が「米中貿易摩擦は著しい下振れリスクをもたらす」との旨を発言したことが伝わり、投資家に警戒ムードが広がっています。
また、米政府機関の一部閉鎖が長期化しており、懸念材料としてくすぶっています。
個別銘柄を見ると、ディフェンシブや消費関連に買いが集まり、テック関連は軟調でした。
ウォルマート(WMT)、アムジェン(AMGN)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、スリーエム(MMM)などが上昇。
ハネウェル・インターナショナル(HON)、セールスフォース(CRM)、エヌビディア(NVDA)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、ビザ(V)などが下落しました。
全体としては、小動きながら、銘柄ごとに選別的な動きが見られました。
本日(2025年10月16日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下に長いヒゲがある実体の短い陰線を形成し、方向感のない1日となりました。
平均足は陰線2日後に陽転し、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
13日から3日間、大きく下落した10日の値幅程度の取引に留まる状態です。
10日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から上昇が進んだ後、後半に大きく下落して、始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており明確な方向性は出ていません。
10日安値と14日安値でダブルボトムを形成して上昇が進んでいます。
目先は、ダブルボトム形成による上昇が続くか、反落し10日安値を目指すかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月16日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から上昇していたものの、23時ごろから流れが変わりマイナス圏まで下落しました。
取引終盤までには回復し、最終的に+0.03%で取引を終えています。
主要3指数の中では最も小幅な上昇率となりました。
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年10月16日)の主な米国経済指標
16日(木)21:30(米国)10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
16日(木)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
16日(木)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
16日(木)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
16日(木)21:30(米国)9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
16日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
16日(木)21:30(米国)9月小売売上高(前月比)
16日(木)21:30(米国)9月小売売上高(除自動車)(前月比)
16日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
16日(木)23:00(米国)10月NAHB住宅市場指数
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OANDA Lab編集部
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