昨日(2025年10月16日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.826(-0.095)<-3.25%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは日付が変わってから下落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、在庫増加幅は市場予想に近い値でした。
発表直後のNATGASに特段の反応は見られなかったものの、その後、売りが優勢となって下落しています。
今後1~2週間の米国本土の気温は平年よりも高いと予報されており、これが価格下落要因の1つだったと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月17日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月17日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲのある陰線を形成し、10日から陰線と陽線が交互に現れています。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足を下抜けしており、トレンド転換を示唆しています。
2.9ドル台から2.8ドル台まで下落し、10月安値を更新しました。
目先は、2.7ドル台まで下落し9月安値を目指すか、反発して節目価格3.0ドルを目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進み、当日安値付近で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
10月8日高値を天井とする、切り下げを伴う下落が進んでいます。
目先は、8日高値からの下落トレンドが続くか、反発して8日高値へ向かうかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から4基減少して418基でした。
稼働リグ数は2週連続で減少し、420基を割り込みました。
一方、天然ガスのリグ数は前週から2基増加して120基でした。
稼働リグ数は2週連続の増加で、連続の増加は7月末から8月初めにかけて以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3721bcfでした。
在庫増加幅は引き続き大きく、在庫量は昨年の水準や直近5年間の平均を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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