先週金曜日(2025年10月17日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.907(+0.081)<+2.87%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは夜以降に上昇。
夕刻にかけて緩やかに下落し、夜に上昇に転じました。
10月8日以降のNATGASは売りが優勢な展開で、先週金曜日は押し目買いが優勢だったと報じられています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)による天然ガスの投機的ネットポジション公開に関して、米政府機関の閉鎖により実施されませんでした。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月20日)のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年10月20日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下に短いヒゲのある陽線を形成し、10日から陰線と陽線が交互に現れています。
平均足は陽連後の陰転1日目で、ローソク足は平均足を下抜けしており、下落トレンドを開始しつつあります。
下ヒゲ部分で一時2.7ドル台に入りましたが、2.9ドル台まで上昇が進みました。
目先は、上昇が続き節目価格3.0ドルを目指すか、反落し再度2.7ドル台まで落ちるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇が進み、始値を上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
前日16日の下落幅の大半を戻す上昇となりました。
目先は、上昇が続き16日高値を突破するか、反落し17日安値を下回るかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から変わらず418基でした。
稼働リグ数は2週連続で410基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して121基でした。
稼働リグ数は3週連続で増加し、3週連続の増加は7月中旬から8月上旬にかけて以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3721bcfでした。
在庫増加幅は引き続き大きく、在庫量は昨年の水準や直近5年間の平均を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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