昨日(2025年10月20日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.34(+0.433)<+14.90%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは大幅に上昇。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温は従来の予報よりも涼しくなる見通しです。
月曜日のNATGASは上窓を開けて取引が始まり、夜にはさらに価格を上げる展開でした。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月21日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上窓を開け大陽線を形成して大幅高となりました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れているものの、ローソク足は平均足を上抜けしており、上昇トレンド開始を示唆しています。
大幅高により一気に10月高値の3.3ドル台に到達しました。
目先は、上昇が続き10月高値を更新するか、10月高値の更新には至らず反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
上窓を開けて寄り付いた後、取引半ばから上昇が進み当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
下落の基点となっていた8日高値近くまで上昇が進みました。
目先は、上昇が続き8日高値を突破するか、8日高値は超えられず反落するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から変わらず418基でした。
稼働リグ数は2週連続で410基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して121基でした。
稼働リグ数は3週連続で増加し、3週連続の増加は7月中旬から8月上旬にかけて以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3721bcfでした。
在庫増加幅は引き続き大きく、在庫量は昨年の水準や直近5年間の平均を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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