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NYダウの振り返りと見通し:米中貿易摩擦緩和と政府機関閉鎖解除期待から大幅続伸(2025年10月21日)

ニュース

昨日(2025年10月20日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 46,706.58 46,799.0
前日比 +515.97(+1.12%) +526.5(+1.14%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年10月20日(月)のNYダウは、前日比515.97ドル高(+1.12%)の46,706.58ドルで取引を終えました。

米中貿易摩擦の緩和期待と、政府機関閉鎖解除への思惑が相場を押し上げ、NYダウは大幅上昇しました。
大型テック株へ買いが広がったことで、市場全体に安心感が波及しています。

米金利の低下が株式市場の追い風となり、投資家心理の改善につながっていると考えられます。

また、今週は主要企業の決算発表が相次ぎ、金曜日には延期されていた消費者物価指数(CPI)が発表予定です。

個別銘柄を見ると、大型テック株を中心に、景気敏感銘柄からディフェンシブ銘柄まで幅広く上昇しました。

セールスフォース(CRM)、アップル(AAPL)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、メルク(MRK)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)などが上昇。
ホーム・デポ(HD)、ウォルマート(WMT)、エヌビディア(NVDA)、マクドナルド(MCD)の4銘柄のみが下落しました。

全体としては、リスクオンに傾きつつある展開です。

本日(2025年10月21日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年10月21日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月21日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成し、2日続落後の2日続伸となりました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れ、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
20日は46,000ドル台での上昇が進みました。
目先は、47,000ドル目指して上昇が続くか、当面46,000ドル台の取引に留まるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばから上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
20日の上昇により、10月高値付近まで上昇が進みました。
目先は、上昇が続き10月高値を更新するか、10月高値には至らず反落するかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月21日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤に小幅な下落がありましたが、その後はプラス圏で堅調に推移しました。
20時頃から上昇の勢いを強め、最終的に+1.14%で取引を終えています。
主要3指数の中ではUS100に次ぐ上昇率となりました。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年10月21日)の主な米国経済指標

特になし

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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